
片付整理アドバイザーのオリです!お金・時間・心のゆとりを増やす「片付整理」を発信しています。
今回の記事では、生前に決めておく「自分の葬儀」について書いています。
もしも今日、私がこの世を去ったら―。
誰だって、こんな悲観的なこと、本当は考えたくないですよね。
でも実は、
生前整理を考える上で、まず自分がこの世を去ったら…と仮定することが大事だと痛感しました。

私がいなくなったら、家族は何に困るんだろう?
まずこれを考えることが、家族が困らない生前整理のはじまりです。
「もしもの時」に、家族が困らず、悩まないようにするにはどんな準備が必要か?
私は今日、この世を去った。と仮定して考えてみました。
午前0時の病院で起こること

まず前提として、病院で亡くなった場合の話です。
医師から「亡くなりました」と告げられた後は何をしなければならいのか?
本当は、悲しみの中で何も考えたくない状況だと思いますが、そうはいきません。
私が亡くなったあとは「お別れの準備」が待っています。
そこで、医師や看護師さんから、こう聞かれるそうです。

葬儀会社は決まっていますか?

…
どんなに辛く悲しくても、病院にずっといることはできません。
葬儀会社が決まっていないと…

病院で亡くなったあと、もし葬儀会社が決まっていない場合はどうなるのでしょうか?
私が知人から聞いた話によると、病院で葬儀会社を紹介してもらえるそうです。

紹介って…
実際、家族が亡くなった時に、スマホで葬儀会社を探す余力はないと思います。
また、葬儀のお金はどうしよう…、身近な親戚などに連絡もしないといけない…など、考えることはたくさん出てきます。
それでもまずは、葬儀会社を決めるところから始まります。

葬儀会社、どこがいいんだろう
もし家族が迷ったとしても、亡くなった人の希望や要望はもう聞けません。
- ゆっくり選ぶ時間がない
- 何をどう選んでいいか分からない
- 葬儀費用が心配

あぁ、どうしたらいいんだろう…
どんなに迷っても、最終的に家族が葬儀会社を決めることになります。
でも本当にそれでいいんでしょうか?
私がこの世を去った後、家族が悩んだり困ったりして、必要以上に心身ともに疲れてほしくありません。
さらに、最後のお別れだからといって、私が望まい高額な葬儀プランも選んでほしくがありません。
だからこそ、私が生前に、自分の意思をきちんと伝えておけば、家族は迷わず悩まずにすむはずです。
そして残された家族も「これでよかったのかな?」とモヤモヤが残ることもありません。
葬儀会社が決まっていると

さて、葬儀会社が決まっていない時のイメージはできたかと思います。
本当は、ゆっくりと最後のお別れをすることが「本当の意味での葬儀」になると思います。
それなのに、
葬儀会社やプラン選びに時間が取られ、気づいたらお別れの時間になっていたなんて寂しすぎます。
よく葬儀が終わったあとに「バタバタだった」「あっけなく終わった…」という話を聞きます。
私は、残された家族が大変な思いをするような葬儀は望んでいません。
だからこそ、自分の葬儀への希望や要望を、家族に伝えておくことが必要だと思います。
ちょっとシュミレーションすると、

葬儀会社は決まっていますか?

はい、〇〇です。連絡します。
どうですか?葬儀会社が決まっていれば、迷わずにスムーズに連絡できますね。
さらに、葬儀のプランや要望が決まっているなら、残された家族も悩まずに準備ができます。
まとめ|のこされた家族が困らないように

さて、ここまでの話をまとめます。
家族が困らない生前整理とは、残された家族への思いやりです。
生前整理をしたいけど、何から始めればいいか分からない…という声を多く聞きます。
そんな方は、今回私がお話した「自分の“もしも”で考える」方法をお試し下さい。
生前整理とは、自分の身の回りのことを「生きてるうちに整理すること」です。
自分がこの世を去る時に、残された家族が困らないよう、悩まないように準備したいですね。