午前0時、私はこの世を去りました。と仮定して、残された家族目線で生活をしてみた。1日目

もし私が、今日、この世を去ったら―。

正直に言うと、こんな悲観的なこと、本当は考えたくないですよね。

でも実は、生前整理を考える上で、まず自分がこの世を去ったらと仮定することで「やるべき事」が見えてきます。

生前整理って何から始めるの?

漠然とした、生前整理の悩みを見える化するために、私は今日この世を去ったと仮定して生活を送ってみることにしました。

午前0時の病院で起こること

まず前提として、病院で亡くなった場合の話です。

医師から亡くなりました。と告げられたあと、その後、何をしなければならいのか?

本当は、悲しみの中で何もできない状況だと思いますが、そうはいきません。

もし私が亡くなったら、「お別れの準備」が始まるのです。 

身近な人を亡くされた経験がある方は、既にご存知だと思いますが、

葬儀会社は決まっていますか?

いや…

こんな風に、悲しみの中でも現実は待ってくれません。

葬儀会社が決まっていないと

妻の会社に連絡をしないと

まず私がこの世を去ったら、夫は、私の勤め先に連絡をすると思います。

そこで気づいたのが、夫は、私の職場の直通番号を知っているのか?

そして、私が普段一緒に働いている同僚の名前は知っているのか?

どこに電話すればいいのか、誰に伝えればいいのか分からない…

妻が亡くなったことを伝える時に、どこに電話して誰に伝えるのか?ここが分からないと困ります。

実際は、悲しみの中で妻の職場への連絡が遅れるかもしれません。

そして、連絡もせずに欠席すると、職場から連絡が入ることも考えられます。

とにかく、いつ誰に連絡してほしいかをメモに残しておくとが大事ですね。

子供の担任先生の名前が分からない…

次に子供たちの学校にも連絡をします。

我が家には3人の子供がいるので、それぞれの学校に連絡をしなければいけません。

長男の学校、長女の学校、次女の学校、担任の先生の名前を忘れた…

子供たちの学校については、ほぼ私が連絡係なので、私は知っていても夫は覚えていないことが多くあります。

まずは、学校名、電話番号、学年とクラス番号、担任の先生の名前はメモが必要です。

あと誰に連絡すればいいんだろう…