
片付整理アドバイザーのオリです!お金・時間・心のゆとりを増やす「片付整理」を発信しています。
今回は、赤字家計を黒字家計にするために、最初に取り組む3つのことについて書いています。
私は今でこそ片付整理アドバイザーとして活動していますが、元々は片付けが苦手でした。
結婚後、自分のモノ、夫や子供たちのモノがどんどん増えて、管理する量が多くなったのです。
当時は、家が片付かない事を本当に悩んでいて、ある日、片付けの資格講座に参加しました。
そして、家の散らかりも、家計管理の散らかりも、結局は同じ問題があると気づいたんです。
モノを片付ける場所(収納場所)が多いと、モノは分散し、どこに何があるのか分かりません。
お金の管理も同じで、銀行口座やネット口座など、複数の口座があると家計管理が散らかります。
今回は、私がお金の片付整理をした時に、まず最初に取り組んだことをお話します。
貯金の見える化


今月もお金が足りない…
共働き、パート主婦だった私は、毎月の家計管理が本当に苦痛でした。
子供たちの教育費や夫婦の老後資金など、お金のことばかり考えて全く楽しめない日々…。
そんな不安や焦りから、何とかしなきゃいけないと色々な家計管理を試しました。

今度こそ、なんとかしないと…
そこで、まず最初に取り組んだことが、「すべての貯金を集めたら、どのくらいの金額になるか」
夫の預貯金と私の預貯金を洗い出してみることにしました。
通帳を引っ張り出し、アプリをチェックし、ひとつひとつ金額をメモしていく。
結果、なんとなく感じていた通り、かなり少ない貯金額だったのです。

このままでは、本当にまずい…
それでも、現実を受け止めるしかありません。
次に、本当は知りたくなかった現実を受け入れるために「借金額」も確認しました。
借金の見える化

まず、借金の見える化をした時に、住宅ローンは外しました。
なぜなら、住宅ローンは長期にわたって返済するので、すぐに全てを返済できないからです。
借金として考える項目は
- 車のローン
- 奨学金
- 家電の分割払い
- ショッピングローン
- リボ払い
- 今月のカード払い
他にもあるかもしれませんが、とにかく住宅ローン以外の借金すべてを書き出しました。
すると、恐れていたことが起きました。
そうです、貯金より借金の合計の方が多かったのです。

今までいったい、何を管理していたんだろう…
この現実を知った時、今まで無駄なモノにお金を使っていた自分が情けなくなりました。
本当は、我が家の家計では買ってはいけなかったモノがたくさんありました。
モノを買うより、借金を返すことが先だったのです。
銀行口座の取捨選択

ここからが面倒な作業です。
すべての銀行口座の通帳やキャッシュカードを集めます。
その後、残高の確認や、口座引落の情報を書き出しました。
その後、夫が持っている銀行、私が持っている銀行を、それぞれ集め1本化できるように銀行の選択をしました。
今まで何となく持っていた銀行口座でも、実は数百円の残高を残したまま使っていない口座もありました。
銀行口座はいくつ持つか?を考え、最終的には3つに絞ることに。
- ゆうちょ銀行
- 地方銀行
- ネット銀行
まず、ゆうちょ銀行は、全国共通&ことら送金ができるメリットがあるので残しました。
次に、地方銀行は給与振込の口座として、必ず一つは必要だったので残しました。
最後に、ネット銀行は振込手数料が無料の口座を残しました。
基本この3つの銀行を軸に、他の使っていない銀行口座はすべて解約しました。
銀行口座の解約は、面倒だし時間もかかりますが、これは早めに取り組むことをおすすめします。
まとめ|赤字から黒字へ

さて、今回は赤字家計を黒字家計にするために、最初に取り組んだ3つのことについて書きました。
本当はもっと早く、本気で家計管理と向き合うべきだったと反省しています。
借金があると、なかなか赤字から抜け出せず、貯金も増えません。
こんな状態の家計管理を、赤字のまま放置していると、私が居なくなったら大変です。
今までは「なんとか支払いができていた」
でもこれからは「何が起きるかわからない」
そんな気持ちで日々の家計をしっかり管理しないといけないと思い、家計の片付整理を始めました。
赤字家計を黒字家計にするためには、コツコツ家計管理を正しく継続するしかありません。